
今日は北陸地方で春一番が吹いたと発表されました。
ちょうどランチを食べに『福ノ湯』の外へ出たときに
ポカポカ温かく、少し風もあったので
「春一番が吹きそうね」とユキミちゃんと話していた矢先でした。
しかし、春近しといえど、
まだまだ福光屋の蔵の中はヒンヤリとしていて、
冬の間の大仕事である酒造りが毎日行われています。
今日は福光屋の数あるブランドの中でも最高峰とされる
「瑞秀」の「もろみ」をしぼる作業が行われると聞いて見学してきました。
「もろみ」とは酒母に麹(こうじ)、水、蒸した米を仕込んで発酵させた
日本酒の元になるもののこと。
私の名前のモロミも、このお酒の「もろみ」から名づけられたんですよ。
「瑞秀」は特に丁寧に、手作業にこだわって造られるプレミアム酒で、
丈夫な木綿でできた酒袋にもろみを入れて搾り、お酒と酒粕に分ける作業が行われます。
ほとんどの酒蔵ではお酒の製造が機械化され、酒袋を使う所はどんどん減っています。
酒袋でしぼられるお酒も、この酒袋自体もとても貴重なものになっているのです。
お酒のいい香りにもうっとりしましたが、今日の驚きはもう一つありました。
もろみを酒袋に入れる作業をしていた
職人さんの手が、本当にキレイ でびっくりしたのです。
冷たいモロミを酒袋に詰める作業で紅潮していましたが、キメが細かく、
しっとりとした白い手には本当に驚きました。
「酒蔵の職人さんの手はキレイ」というのは嘘ではなかったのです。
女性も顔負けの手の美しさに、今日は感じ入ってしまった一日でした。

左上)「もろみ」を酒袋に詰める作業をする酒蔵の職人さん。手がキレイ!
右上)麹や酒米が溶けてどろっとした「もろみ」が太いホースを通って出てきます。
左下)酒槽に酒袋に入ったもろみを詰めていき、最後に重しをかけて搾ります。
右下)重しをかける前からほとばしって出てきた「あらばしり」と呼ばれる部分。




